勉強論の真理
僕は進学校に通っている。そのため勉強が生活の中心になっている。
ということで、僕は他の同世代の人間より多い時間を勉強に費やしている。まあでもその勉強時間の90%程は無駄な時間だったように思える。全く正反対の努力をしていたのだ。
結論を言おう、その真理とはずばり反復作業の繰り返しである。
さて、僕が以前までしていた勉強というのは、たくさんの問題集を積み上げ、解いていくというものであった。勉強するというものはそういうものだという先入観を持って。
しかしある時考えた。これはテストの点数を上げることにつながっているのだろうかと。
テストで点数を取るためには、例えば数学では知識を素早く取り出し、その一つ一つを組み合わせて答案を作る。そのためにただその知識を出す能力だけを訓練しても意味があるのだろうか。さらにその訓練も絶対的な知識量が浅い中でやったとしてもきわめて非効率的だろう。
そんな訓練をやるくらいなら知識の絶対量を増やす、またその知識と脳みそをつなぐ回路を強化した方が良いのではないかと考えたのである。
それが先に述べた反復作業である。具体的にいうと簡単な問題を何回も繰り返すのである。
しかしこの勉強法には少し弱点がある。それは面白くない、勉強している気がしないという点である。そうただの単純作業になってしまうのである。しかしこの方法では体感10倍くらい効率的だし何より本来こういうものだと思う。しこふみを欠かさない力士が強いように。
とりあえず10年ほど本気で勉強して出た結論がこれだ。